Microsoftが、Windowsで最もバッテリー効率の良いブラウザを検証する映像を公開しています。

検証は、「Google Chrome」「Mozilla Firefox」「Microsoft Edge」の3大ブラウザで実施され、これらを動かすデバイスに自社開発デバイス「SurfaceBook」を使用して行われました。計測方法は、それぞれのブラウザで「Netflix」のHDストリーミング動画を再生し続け、バッテリーが切れるまでの時間を測定するという単純なもの。

この検証の結果、「Firefox」が9時間52分22秒、「Chrome」が13時間31分57秒、「Edge」が16時間8分33分となり、Microsoft EdgeはMozilla Firefoxに比べ63%、Google Chromeに比べ19%もバッテリー駆動時間が長く、Windows上で動画を流し続けるには最も効率のよいブラウザとなりました。

なお、同社は過去2回、同じ試験を行っており、どちらも今回と同じMicrosoft Edgeの圧勝となっています。

Internet Explorerのレベルから考えると、この結果に驚かれた方も多いと思いますが、同社はWindows 10の最大の特徴としてこの「Edge」ブラウザーを紹介したり、リリース前から大々的に次世代ブラウザーを開発していると公言するなど、過去のMicrosoftからは考えれない完成度となっているのは事実です。

とはいえ、動作の快適性を考えるとまだまだ「メモリお化け」のChromeにはかないませんが、AppleもMac上ではSafariが最も速く、エネルギー効率の良いブラウザと公言しており、OSを作るメーカーのブラウザが最強と言える時代が到来しているのかもしれません。

 

Via: MSPU

最終更新日:2018年1月18日