本日、SONYが、新たに開発した有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(エクスモアアール)と最新の画像処理システムを搭載し、ソニーの最先端カメラ技術を小型ボディに凝縮したレンズ交換式デジタル一眼カメラ 『α7 III』を発表しました。

本機は、高感度ISO204800、693点の像面位相差検出AF(オートフォーカス)、高精度・高追従な瞳AF、最高約10コマ/秒の高速連写、充電一回あたり最大710枚の静止画撮影を実現します。被写体を選ばず、高速に捉えてその一瞬を豊かな表現力で切り取ることができる、ソニーの最先端カメラ技術を凝縮した“フルサイズミラーレス”のベーシックモデルです。

『α7 III』は、新開発のフルサイズ裏面照射型イメージセンサーと従来機『α7 II』比約1.8倍の高速処理を実現した新世代の画像処理エンジンBIONZ X、イメージセンサーからの読み出し速度を約2倍に高速化したフロントエンドLSIの搭載により、高感度ISO204800の広い感度性能や、解像とノイズ低減の両立による最大1.5段分の画質向上、低感度時約15ストップの広いダイナミックレンジを備えています。また、独自のAFシステム4Dフォーカスに対応し、メカシャッター時およびサイレント撮影時においてAF/AE追従 最高約10コマ/秒の高速連写を実現します。さらに、5.0段の補正効果のある光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能、画素加算のない全画素読み出しによる高解像4K動画と、4K HDR(ハイダイナミックレンジ)、S-Logに対応するなど、充実した静止画・動画撮影機能を小型ボディに凝縮されています。

さらに、一回の充電による静止画撮影可能枚数は、ミラーレスカメラとして業界最大の710枚です。また、同時記録やリレー記録に対応する2つのメディアスロット(スロット1はUHS-II対応)、高速データ転送が可能なSuperSpeed USB (USB 3.1 Gen 1)対応のUSB Type-CTM端子、マルチセレクター、タッチパネルを搭載し、高い信頼性や操作性を備えています。また、縦位置グリップ『VG-C3EM』やグリップエクステンション『GP-X1EM』なども使用可能だということです。

市場想定価格は、ボディのみが¥230,000前後、ズームレンズキットは¥250,000前後となると案内しています。また、2018年3月2日の予約販売開始に先立ち、ソニーショールーム・ソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、3月2日(金)より展示するということです。

さらに、CP+2018のSONYブースでも展示が実施されるということですので、会場に足を運ばれる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

SONY プレスリリース