現在、デベロッパーと登録者向けにのみ提供されている「macOS High Sierra 10.13.4」ですが、Appleがその新機能や修正点などをまとめたリリースノートを一部の言語で誤って公開していたことがわかりました。
米メディア 9to5Macによると、フランス語とドイツ語版が誤って公式サイトに公開されてたといい、それによると以下の項目が新機能や修正点などが「macOS High Sierra 10.13.4」に含まれることがわかりました。
・「メッセージ」アプリでビジネスチャットをサポート(米国とカナダのみ)
・外部グラフィックスプロセッサ(eGPU)のサポート
・「iMac Pro」の一部アプリに影響するグラフィックの問題を修正
・「Safari」に右端の開いているタブに移動するためのキーボードショートカット「Command+9」を追加
・「Safari」のブックマークで名前またはURLでソート可能に(右クリックして「並べ替え」を選択)
・メッセージのリンクが動作しないバグを修正
・「Safari」で選択されている場合にのみ、Webフォームのユーザー名とパスワードフィールドを自動的に入力し、機密データの保護を向上
・暗号化されていないWebページでクレジットカードのデータやパスワードが必要なフォームを仕様する場合に、Safariスマート検索フィールドに警告が表示されるように
・特定の機能によって個人データがどのように使用されるかを説明する追加情報を表示
以上の項目が誤って公開されたリリースノートに記載されていたということです。リリースノートが各国の言語で既に作成済みということであれば数日中に正式公開される可能性が高そうです。
また、同社は来週火曜日(2018年3月27日)にSpecial Event「Lane Tech College Prep High School」(先生と生徒のために新しいアイデアを創造します)を開催予定で、その際にリリース日がアナウンスされる可能性が最も高いと考えられます。
さらに、リリースノートには記載がありませんが、本バージョン以降のmacOSで32bitアプリを起動した場合、警告が表示されるようになっており、初回起動時のみ互換性に関する警告が表示されるようになっていることも分かっています。
Via: 9To5Mac