世界で最も売れているスマートフォンメーカーは韓国のSamsung。
今のスマートフォンを定義したAppleは2位。しかし、利益別のシェアで見るとこの2社が大きく入れ替わります。

民間調査会社Counterpoint Researchが公開したレポートによると、2017年第3四半期(7~9月)のスマートフォンの利益ベースのシェアはAppleが59.8%ととなり、2位Samsungの25.9%を大きく引き離す結果となりました。

これは、全世界で販売されたスマートフォンから発生している利益の総合計のうち、どのメーカーにどれだけの%が入っているかを調査した結果で、販売台数ではSamsungに叶わないものの、抜群の収益性を確保できているAppleが総利益の60%近くを占めており、iPhoneの収益性の高さを改めて確認できる結果となりました。

なお、昨年同期の調査ではSamsungがGalaxy Note 7のリコール騒動で大幅に収益性が悪化していたこともあり、昨年と比較すると%が大きく変動しています。

なお、3位のHUAWEIなどを見ると収益性はそこまで高くなく、薄利多売であることが伺えます。

なお、スマートフォンを1台販売するごとに入ってくる利益の平均はSamsungが31ドル(約¥3,400)に対し、Appleが151ドル(約¥16,900)となっています。

 

Via: Patently Apple

最終更新日:2018年1月22日

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