本日、IntelがAMDのRadeon RX Vega M Graphicsを搭載した第8世代Intel Core i Processor「Kaby Lake-G」シリーズを発表しました。
本製品は、Kaby Lake(Hシリーズ)プロセッサとAMD製のRadeon GPUを単一の半導体パッケージに統合しているのが特徴となったCPUとなっています。
Hシリーズは、主に高負荷作業を必要とするゲーミングラップトップに搭載されることが多く、今回は「Core i7-8809G」「Core i7-8709G」「Core i7-8706G」「Core i7-8705G」「Core i5-8305G」の合計5モデルが用意されており、全モデル4コア/8スレッド、クロック周波数は2.8GHz〜3.1GHz(Turbo Boost時 3.8GHz〜4.2GHz)となっています。
内蔵GPUはこれまでのIntel HD Graphicsシリーズから、AMD社の最新GPU「Radeon RX Vega M GL」もしくは「Radeon RX Vega M GH」に変更となり、同じダイにCPUとGPUを一緒に搭載することで実装面積が従来より1900㎟削減され、より効率の良い熱設計が可能で、同じ熱設計枠であればより高い性能を実現することができるとしています。
なお、ベンチマークテストでは、「Core i7-8705G (Vega M GL)」を搭載したコンピュータと、「Core i7-8550U」と「GeForce GTX 1050」を搭載したコンピュータとの比較では、Core i7-8705Gを搭載したマシーンの方が最大1.4倍性能が高い結果だと発表しています。