本日、欧州の航空機メーカーAirbus(エアバス)が同社が製造する2階建旅客機「A380」の機内をARで散策できるアプリをリリースしました。

Airbus A380

リリースされたのは「iflyA380」というアプリで、2016年に開設したA380を運航機材として使う航空会社のチケットを取れるサービス「iflyA380.com」のアプリ版で、A380を運航する13社53都市への便をアプリからも予約することができます。基本的にはフライトの予約を行うアプリですが、機内のシートマップ画面の「360°」のアイコンがある場所をタップすると機内の様子がARを使って見ることができます。(起動して使用すればわかりますが本来のARの概念からは少し外れています)

なお、本アプリはiOS版の提供のみとなっており、動作にはiOS 11以上が必要ということからARKitを利用したアプリケーションとなっていることが考えられます。その場合、iPhone 6s以下では動作しませんので、ご注意下さい。(筆者には旧環境がないので未確認)また、対応言語は英語のみとなっています。

 

iflyA380

iflyA380
開発元:Airbus Group
無料

なお、日本の航空会社ではANAが、A380 新造機を3機発注済みで、2019年春から成田-ホノルル線に投入する予定となっています。

 

Airbus Newsroom