The Vergeによると、アメリカのYouTuber Logan Alexander Paul(ローガン・ポール)氏のYouTubeチャンネルの広告表示を一時的に無効にしたということです。これにより、同氏は動画投稿で収益を得ることができなくなりました。

Googleの広報担当者は、今回の対応に至った経緯を以下のように説明しています。

『慎重に検討した結果、Logan PaulのYouTubeチャンネルの広告表示を一時的に停止することを決定しました。彼の動画やチャンネルは、広告主にとって不適切なだけではなく、幅広いクリエイターコミュニティに損害を与える可能性がある行為を行っていると考えています。』

と述べ、一連の悪行をこれ以上見過ごせないとして、収益化の対象から同氏を除外したようです。

実際、筆者が同氏の動画ページを確認したところ、一切の広告が表示されていませんでした。

なお、同氏がGoogleから見放された理由で思い浮かぶのは、今年1月の富士樹海での遺体発見動画かと思いますが、同氏はその後も人種差別や侮辱、「死」というものを軽率に扱い出した挙句、動物虐待に近い動画の公開を連発しており、流石のGoogleも反省のなさに呆れ広告配信を停止するに至ったものと考えられます。

しかしながら、騒動の後、同氏のチャンネルの登録者は右肩上がり、動画のコメントや高評価も増加傾向で、全ての人が同氏の行動や動画スタイルに問題意識を持っているという訳でもないようです。

Googleから広告を止められ、YouTuberとしての収益を断たれた同氏。今後どのような釈明を展開するかは本人次第ですが、今後もこのようなスタンスを継続するのであればYouTubeチャンネルごと葬り去られる可能性も十分にありそうです。

 

Via: The Verge

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