アメリカメディア 9to5Macが入手した情報によると、昨日アメリカ、イギリス、オーストラリアで販売が開始されたApple初のスマートスピーカー 「HomePod」の電源ケーブルの修理費は29ドルに設定されているようです。

これはApple Storeのスタッフなどに回された内部文書から判明し、その文章によると、ストアスタッフの目視検査で外装に問題がなく、HomePodが正常に機能しているかどうかを確認でき、損傷部位が電源ケーブルのみであることが確認できれば、修理の対象とするようです。もちろん、本体に物理的な破損や液体による損傷(ショート)の場合は全損扱いとなります。

同社はHomePodの電源ケーブルが損傷することは「稀なケース」として扱っているようで、この部分的な修理プログラムはHomePod向けに提供されている唯一の部分的な修理プログラムとなっています。基本的にHomePodが故障した場合、全損扱いとなり修理費として279ドル(約3万円)が修理費として請求されます。

なお、修理はApple Storeでは行えずAppleの修理工場へ配送され、修理されるということですので、Storeに持ち込んだその日に修理して持ち帰ることはできません。また、本プログラムはAppleCare+の対象外として扱われているため、AppleCare+に加入している場合でも修理費として29ドル(約¥3,100)が必要だということです。

HomePodの電源コードを巡っては、発表直後から本体と分離できるのか、できないのか。が争点となっており、分離できる場合の端子はどうなるのかや、分離できない場合の修理はどのような扱いになるのかなどアメリカのAppleユーザーの中では一時的に盛り上がりを見せていた話題でした。

HomePodは、2018年2月9日(各国現地時間)よりアメリカ、イギリス、オーストラリアで販売が始まり、今春にはフランスとドイツでも販売が始まることが決定しています。現時点で日本国内での販売は未定となっています。

 

Via: 9to5Mac

最終更新日:2020年7月30日

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