本日、米 MATRIX INDUSTRIES 社が、体温で発電するスマートウォッチ『MATRIX PowerWatch(マトリックス パワーウォッチ)』の販売を開始しました。

本製品は、世界初の「体温で発電するスマートウォッチ」です。ユーザーの体温を動力源とする温度差発電技術を用いて、ユーザーの消費カロリー、活動量、睡眠を測定することができる製品となっています。PowerWatchは、ユーザーが自らの発電量を把握できる電力計を搭載した唯一のスマートウォッチだということです。また、本体機能として、同社の「温度差発電ソリューション」を利用した無充電使用、50M防水が備わっています。

その他、時計としての機能も装備しており、ウォッチフェイスの変更も可能だということです。(※2018年夏前に実装予定)また、今後のファームウェアのアップデートにより、さらにユーザーに合ったカスタマイズなどもできるようになると発表しています。

MATRIX PowerWatchは、昨年「Indiegogo」にて資金調達を実施し、1年で目標金額の1,000%を達成した注目のスマートウォッチです。クラウドファンディング時のパトロン数を国別に調べたところ、日本はアメリカに次ぎ2番目の資金調達先となっていたことから、今回の市場参入が決定したということです。また、スマートウォッチ以外でも同社の「温度差発電ソリューション」を活用するべく、複数の日本企業とパートナーシップを組み、既にエネルギーマネージメント事業を展開する企業との業務提携を進めているということで、日本における地熱発電にも着目しており、今後は温泉施設などとの提携も予定しているということです。

なお、本日より販売が開始されているのは「PowerWatch Silver」と「PowerWatch Black Ops Pack」で、上位機種の「MATRIX PowerWatch Ⅹ」については2018年5月頃の発売を予定しているということです。

販売開始日は2018年4月12日、価格は¥35,424〜となっています。

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