本日、ASUSがデュアルバンド無線LAN中継機「RP-AC55」を発表しました。

本製品は、新型の802.11acチップセットを搭載しており、5GHz帯で最大867Mbpsの高速Wi-Fi通信を提供するとしてます。これは標準的な802.11nの約3倍の速度となります。本機のワイヤレスパフォーマンスによって、有線接続をせずにオンラインゲーム、インターネット、その他の帯域幅を必要とするタスクを楽しむことができるとしてます。また、「WPSボタン」での「かんたんセットアップ」機能や、「ASUSエクステンダー」アプリを利用することで、コンピュータがない環境下でも本製品を簡単にセットアップできるということです。

また、本体の前面には無線LANの受信状態を確認できるLEDインジケーターを搭載しており、本製品ををどこに設置すればよいのか分からない場合に、LEDインジケーターの状態を確認して最適な設置場所を探せるとということです。さらに、本製品をアクセスポイントやメディアブリッジとして利用することも可能です。アクセスポイントモードでは無線LANルーターと有線接続し、各デバイスにワイヤレスを提供。メディアブリッジモードでは、無線LANルーターと中継機をワイヤレスで接続し、デバイスはLANケーブルで中継機に接続します。

なお、本体の仕様は以下の通りとなっています。

製品名 : RP-AC55
Wi-Fi対応規格 : IEEE802.11ac/n/a/g/b
対応周波数 : 5GHz, 2.4GHz
最大転送速度 : IEEE802.11ac(867Mbps), IEEE802.11n (300Mbps), IEEE802.11a/g (54Mbps), IEEE802.11b (11Mbps)
搭載アンテナ : 外付け2本
インターフェース : LAN(RJ45)×1
サイズ : 幅 52mm×高さ 93mm×奥行き 32mm~

なお、市場予想価格は、¥6,000前後(税込)となっており、発売予定日は2018年5月18日となっています。