本日、Apple が macOS Catalina 10.15.5 を正式にリリースしました。

本アップデートには、以下の新機能や変更点が含まれています。

バッテリーの状態管理

・Macノートブックのバッテリー寿命を最大限に延ばすのに役立つ、バッテリーの状態管理機能を追加
・“省エネルギー”環境設定パネルにバッテリーの状態が表示され、必要な場合はバッテリーの修理サービスが推奨されます
・バッテリーの状態管理を無効にするオプションを追加

FaceTimeの“自動的に目立たせる”設定

・グループFaceTime通話で自動的に目立たせる機能を制御できるオプションを追加。参加者が発言したときにビデオのタイルサイズが変わらないようにすることができます

Pro Display XDRの補正の微調整

・Pro Display XDRに搭載されている補正機能を微調整するためのコントロールを追加。ホワイトポイントと輝度を調整することにより、独自のディスプレイ補正目標値に正確に一致させることができます

その他

・“リマインダー”で繰り返しのリマインダーの通知が送信されないことがある問題を修正
・ログイン画面でパスワードを入力できないことがある問題に対処
・アップデートのインストール後にも“システム環境設定”の通知バッジが消えない問題を修正
・ビデオ会議アプリケーションの使用後に内蔵カメラを使おうとすると内蔵カメラが検出されないことがある問題を解決
・Apple T2セキュリティチップを搭載したMacコンピュータで、内蔵スピーカーが“サウンド” 環境設定にサウンド出力デバイスとして表示されないことがある問題に対処
・Macがスリープ状態のときにiCloudフォトライブラリからメディアファイルをアップロードおよびダウンロードする際の安定性の問題を修正
・RAIDボリュームに大容量のデータを転送するときの安定性の問題を解決
・“アクセシビリティ”環境設定で“視差効果を減らす”設定をオンにしていても、FaceTimeグループ通話でアニメーションの動作速度が遅くならない問題を修正

 

macOS Catalina 10.15 を利用できるデバイスは、MacBook (Early 2015 以降)、MacBook Air (Mid 2012 以降)、MacBook Pro (Mid 2012 以降)、Mac mini (Late 2012 以降)、iMac (Late 2012 以降)、iMac Pro (全モデル)、Mac Pro (Late 2013 以降)となっています。

なお、アップデートは『システム環境設定』>「ソフトウェア・アップデート」より可能です。

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