米メディア MacRumors によると、macOS Big Sur 11.1 以降で外部ディスプレイの接続に関する不具合が報告されているということです。

不具合は、macOS Big Sur 11.1 と macOS Big Sur 11.2 で発生しており、外部ディスプレイの認識が行われない、適切な解像度で動作しないというものです。

認識が行われない問題については、USB-C ハブを介した場合、HDMI を利用した場合、DisplayPort を利用した場合など様々な状況で報告されており、いかなる方法を利用してもディスプレイが認識されない模様です。また、解像度については 4K/60fps ディスプレイにも関わらず、30fps での動作になったり、1080p ディスプレイとして認識されるといった症状が報告されています。

現時点でこの問題の多くは MacBook Pro 16インチモデルのユーザーから多く報告されていますが、その他の機種での報告例もあります。また、この問題は macOS Big Sur 11 では発生しておらず、macOS Big Sur 11.1 以降のバージョンを適用したデバイスで発生しているということです。

この不具合は、昨日リリースされた macOS Big Sur 11.3 Beta でも確認されていることから、Apple はこの問題を認識していなかったと考えられ、修正にはしばらくの時間を要するものと考えられます。また、現時点では本不具合を解決する有効な対処法もありません。

 

Via: MacRumors

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