本日、Microsoft が Windows 11 Insider Preview Build 25370 を Canary Channel にリリースしました。
Build 25370 の新機能
- Windows on Arm(Arm64)ビルドのHyper-VにおけるvTPMのサポート
ホストOSを最新のフライトドビルド(Build 25370以上)にアップグレードした後、TPM 2.0要件を検出するため、ゲストのWindows on Arm VMをWindows 11 Insider Previewビルドにアップグレードできるようになります。
変更と改善
ネットワーキング
- netshによるコマンドライン経由でのブリッジングアダプターのサポートが追加されました。
- パスポイントWi-Fiネットワークは、接続パフォーマンスの強化に対応し、クイック設定にURLを表示して、ユーザーに会場やイベントに関する情報を提供するようになりました。
- 電話のホットスポットにより安全に接続できるように、電話リンクのインスタントホットスポット機能にWPA3サポートを追加しました。また、メーター接続設定の尊重、プロファイルの重複の軽減、ネットワークリストに携帯電話の表示名を表示するための修正も行いました。
設定
[設定]>[ネットワークとインターネット]>[ネットワークの詳細設定]に、ネットワークアダプターの詳細プロパティとインターネットのプロパティへのリンクを追加しました。
開発者向け
最新のWindows Insider SDKは、aka.ms/windowsinsidersdkでダウンロードできます。
SDKのNuGetパッケージもNuGet Gallery | WindowsSDKで公開されており、以下のものが含まれています。
- ms/windowsinsidersdk で説明されている .NET アプリで使用する .NET TFM パッケージ
- アーキテクチャごとのWin32ヘッダーとLibのC++パッケージ
- MakeAppx.exe、MakePri.exe、SignTool.exeなどのツールだけが必要な場合のBuildToolsパッケージ
- これらのNuGetパッケージは、SDKへのより細かなアクセスとCI/CDパイプラインでのより良い統合を提供します