Airline Geeksによると、米Amazonが米国内で実施している自社専用貨物機を使った「Amazon Prime Air」を運行しているアトラス航空などのパイロットによる、ベースアップや労働環境改善を求めたストライキが頻発している様です。

アトラス航空のグリフィス氏によると、アトラス航空は2017年の4カ月の間に92人のパイロットが退職し、2016年の離職者の2倍にも上るとの報告書を発表しました。退職者の多くはUPSやデルタ航空といった別会社に移籍したとのこと。

現在のところ、遅延など配送への大きな影響は出ていない様です。
尚、Amazonとしては2018年度までに稼働機を40機体制にし、さらなるサービス向上を提供したいとのこと。

この件に直接の関係性はありませんが、2030年度までに世界で40万人以上のパイロットが不足すると言われており、Amazonに限らずパイロットの争奪戦は激しさをはしている様です。

最終更新日:2018年4月25日

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