本日、Yahoo!傘下の調査会社Flurryが発表したレポートによると、AppleのiPhoneとiPadが2017年のホリデー商戦で一番人気のデバイスであったことがわかりました。

これは、クリスマスやハヌカーが入る1週間(12月19日〜25日)を対象に、期間中に世界各国でアクティベートされた新しいスマートフォンとタブレットの統計をまとめた結果となっています。

それによると、対象期間に新たにアクティベートされた端末の44%が、iPhoneやiPadなどのApple製品となり、2位のSamsungの26%を大きく引き離す結果となりました。

この結果は、昨年から大きな変動はなく、2017年のホリデー期間もApple製品が最も多く新たにアクティベートされたデバイスであったようです。

なお、Appleの44%の内訳をみると、最も多かったアクティベート端末は「iPhone 7」の15.1%、2位は「iPhone 6」となり、今年発売されたばかりの「iPhone X」は6と僅差(0.2%差)で3位となりました。

上位2機種を旧モデルが占めるという結果の背景には、最新モデルよりも、低価格なiPhoneが人気のある国や地域も少なからず存在することが影響しているものと考えられます。特に、その結果が出ているのがiPhone 6で、Appleは2年ほど前に販売を終了していますが、流通した在庫をディスカウントして販売しているエージェントもあるため、まだまだ新興国を中心に人気が高いようです。

なお、スマートフォンの統計として「ファブレット」と呼ばれる、5〜6.9インチのディスプレイを搭載した機種が増加傾向にあり、3.5〜4.9インチの比較的小型なスマートフォンの機種数が減少している傾向は昨年から大きくは変わっていないということです。

 

Via: MacRumors

最終更新日:2018年1月22日