本日、民間調査会社IDCが発表したレポートによると、2017年第4四半期に全世界で出荷されたウェアラブル端末は3,800万本に登るということです。

出荷台数1位に輝いたのはAppleの「Apple Watch」。2017年第4四半期（10〜12月）の間だけで800万本ものApple Watchを出荷し、実に5台に1台が同製品だったということになります。前年同期比で、ランキングの順位に変動はありませんが、Fitbitの出荷本数は540万本と前年同期から17.3％減となっています。

なお、この調査は数千円台で販売されるウェアラブル端末も調査の対象に入っている為、電話機能などがある「スマートウォッチ」の出荷台数と調査としては不正確なものです。そこで、米メディアMacRumorsがIDCに「スマートウォッチ」だけの調査データを依頼し、番外編として以下のようなデータも公開されています。

このデータは、先ほどの調査結果からフィットネストラッカーなど簡易な「ウェアラブル端末」を除いた数字となっています。このデータでは、Appleがスマートウォッチ市場で61％ものシェアを獲得していることがわかります。なお、単独ブランド2位のSamsungは僅か8.4％にとどまっています。

また、2017年通年で見るとApple Watchの出荷本数は1,770万本となり、群を抜いて多いことがわかります。

 

Via: MacRumors