本日、Appleがイランからの「App Store」へのアクセスを遮断した可能性が浮上しました。

これを報じているのは、米メディアBleepingComputerで、グリニッジ標準時の2018年3月15日正午以降、イランからのApp Storeへのアクセス禁止が有効化されたということです。

これにより、イランのAppleユーザーはApp Storeへアクセス出来なくなり、アプリの購入やアップデートができなくなったということです。イラン人セキュリティ研究者のメイサム・フィルージ氏によると、IPアドレスをもとにしたアクセスの遮断を行っていると分析し、VPSやVPNを使用すればアクセス可能だということです。また、同氏によると、アカウントにイランの情報が入っていてもアクセスできたということです。

昨年、Appleは米国の経済制裁を考慮して、App Storeからイラン製アプリを削除していましたが、今回の遮断により、より強固な制裁が加えられたことになります。この件に関し、イラン情報省の大臣は「イラン製アプリの禁止は、同国の経済とテック産業に限られた影響しかもたらさらない」とのコメントを発表しています。

 

Via: The Verge