本日、Google が Android のリブランディングを発表しました。
同社は、世界25億の様々なデバイスで Android が利用されていることを紹介した上で、Android Q として開発されていた最新版 Android OS の名称を Android 10 にすることを発表しました。
従来であれば、同社は同OSにお菓子の名前を付与していましたが、パイは地域によってはデザートではなかったり、マシュマロも国によっては馴染みのないお菓子であること、従来のお菓子を使った命名方法では、直感的にバージョンの新旧を把握することが難しく、ルールを熟知していない Android ユーザーにとって、使用中のデバイスの OS が最新バージョンなのかを把握することが困難だったと述べています。
その上で、世界中で使われているオペレーティングシステムとして、リリースの名称をわかりやすく、そして、すべてのユーザーにとって親しみやすいものにするために、Android の次のリリースは、 Android 10 と呼ぶことに決定したということです。
また、同時にAndroid ロゴの変更も発表しており、これまでのロゴに使われていた緑色が、特に色覚障害のある方にとって見えづらい色で、読みづらい背景色と組み合わせて使われることが多かったことを考慮し、今回はロゴと組合わせて使う色のセットも用意し、色のコントラストも改善したということです。