みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
この記事では、Apple 製品を購入する前に知っておきたい様々なことをご紹介します。
Contents
・Apple 製品は毎年新型が出る
まず、大前提として Apple 製品のライフサイクルについてです。
同社は、毎年秋に多くの新製品を発表します。iPhone、Apple Watch は9月、Mac、iPad は10月に新製品が出るタイミングとして最も一般的です。
それ以外にも、3月、6月にも新製品が発表されることがあり、ほとんどの製品が1年〜2年周期で新製品が登場します。
・買い時は発売後3ヶ月間
Apple 製品の買い時は、新製品として製品が発売されてから3ヶ月以内です。
どんなに遅くとも、この期間内に購入しなければ「購入後すぐに新製品が出た!」と感じる傾向が強くなります。また、同社は過去に半年という短期間の間に新製品を投入したこともあり、購入タイミングを誤ると痛い目をみることが多々あります。
・Apple は年に1度だけセールをする
Apple が製品の値引き販売を行うことは滅多ありません。しかし、年に1度だけ実質的な値引き販売が行われます。
それは、毎年1月2・3日に行われる Appleの初売り で、対象製品の購入に対し AirTag を付けたり、最低¥3,000分のギフトカードを付けます。
ただし、これは旧製品が対象となるため、既に型落ちである、もしくは、まもなく型落ちとなる製品が対象となりますので、機種や機能にこだわる人は利用しない方が良いでしょう。
・Apple は学割を提供している
Apple は、オンラインストアや直営店で学生・教職員割引を実施しています。
これは、大学生や大学に入学が決まった人、教職員、学校関係者が対象となるものです。iPhone を除くほぼ全ての製品で10%程度の割引額で製品を購入することができます。
また、学割の対象は製品購入に限らず、Finnal Cut Pro などの Apple 製クリエイティブアプリケーション、Apple Music、Apple TV+(Apple Music に自動付帯)なども対象になります。
・新入学の季節にさらに割引を実施する
Apple は、例年2月〜3月末ごろまで、新入学生を対象とした割引を実施します。
基本的には、Appleの初売り と同じギフトカードが付与される形ですが、過去には AirPods が付けられたことも。
ただしこちらも初売り同様、旧製品が主な対象製品であるため、購入時期には注意が必要です。なお、筆者はこの制度は利用すべきでないと考えています。
・Apple は整備済み製品を販売している
Apple は、不良により返品された製品などを再整備し、通常販売価格よりも安価に販売しています。
これらの製品は、通常の製品と同様に1年間の保証が付属し、外装は交換済みであるため、新品と同等の製品を安価に購入することができます。
ただし、リセールバリューは通常製品よりも30%程度下がるため、使用後に売却を考えている人は注意が必要。
また、アメリカやカナダなどの一部の国では iPhone の整備済製品もあるため、旅行ついでなどに購入するのもアリ。
・製品保証の対象は箱に入っている全てのもの
Apple は全ての製品に1年間の製品保証を付けています。また、Apple Care+ によりその期間を延長することができます。
その保証の対象となるのは、デバイスはもちろんのこと、充電器やケーブルもその対象となります。そのため、ケーブルの断線なども保証期間内であれば無償で交換してもらうことが可能です。
・値下げ後14日以内であれば返金を受けられる
Apple では為替の影響で製品の値下げを行うことがあります。
この場合、製品受け取りから14日間以内であれば差額返金を請求できます。
・Apple 製品のライフサイクルは3年程度
Apple は製品のライフサイクル(寿命)を3年で想定しています。
これは、内蔵バッテリーの寿命や性能的制約などが加味されたもので、ソフトウェアアップデートによる新機能の追加もこれ以降は制限される傾向にあり、デバイスの全ての機能を使用したい場合は3年程度で買い換えることが理想です。
なお、各 OS のサポート期間は iOS で平均5年、macOS では7年程度となっており、セキュリティの観点では OS のサポートが続く限りは安全にデバイスを使用できます。
・製品の無償回収を行なっている
Apple は使用が終了したデバイスの無償回収を行なっています。
比較的新しいデバイスに関しては、同社の下取りや街の買取屋に出せばある程度の金額になります。
しかしながら、使用開始から10年以上が経過したデバイスや家の整理中に発掘された20年近く前のデバイスなどは、骨董品的価値があるもの以外は無価値なものです。
これを処分しようとした場合、自治体や処分業者に依頼すると処分費用がかかりますが、Apple に依頼すれば大抵は無料で処分することができます。
・まとめ
Apple 製品を購入するときに知っておくと良い情報をまとめてみました。
なお、この記事はあくまでも Apple 直営で製品を購入する場合に限り役立つ情報も含まれているため、量販店などで購入する場合はこの限りではありません。
この記事は、特定の製品に対する購入の良し悪しを判断するための材料ではありませんが、これらの情報は頭の片隅にあれば必ず役に立つ時が来るものだと思います。
Apple 製品購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか。