みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
現在全国4都市の中川政七商店で開催中の「かしゆか商店 リアルストア」で買い付けしてきた商品をご紹介する、第五回目です。
今回は広島・宮島の「杓子」をご紹介します。
フォト
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ナナメターナー
杓子とターナー
裏面
ご飯を混ぜてみる
宮島工芸製作所の杓子は、ヒノキ材で作られており、袋から取り出すと檜のとても良い香りが漂います。
使い始めは、檜の香りが強く、炊き立てのご飯の湯気に乗って辺りに檜の香りが広がります。私は、このご飯と檜の香りが混ざった香りがどうも苦手で、使い始めは難儀しました。
しかし、数回使っていくと檜の香りが落ち着き、他の木製杓子と同じように使うことができています。
使っていくうちに、持ち手の持ちやすさ、事前にしっかり水に浸けておくことで、ご飯のくっつきが最小限になるといった機能性の高さに気付き、惚れ惚れしています。もっとも、これまでプラスチック製の杓子を使用していたことが、こう感じた最大要因ではあるでしょう。
商品について
今回ご紹介した宮島工芸製作所「杓子」は、かしゆか商店 リアルストア オリジナル商品ではありませんが、製品の詳細や製作過程については、「Casa BRUTUS特別編集 古今東西かしゆか商店」の Buying No.06(P44)もしくは、Web記事でご確認いただけます。
なお杓子とターナーには、商品の説明と取扱説明書を兼ねた紙が同封されています。
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ひとこと
勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、中川政七商店で開催中の かしゆか商店 リアルストアではターナーの取り扱いはありません。
奈良のリアルストアでは杓子を購入し、その後に広島に行く機会があり、宮島の宮島工芸製作所さんにお邪魔し、ターナーを購入してきました。
その理由は、杓子の出来に感動し「他の物も欲しい!」と思ったからです。
店頭で色々な商品を吟味し、交換時期を迎えていたターナーを購入しました。こちらはサクラ材で、ヒノキ材よりも深い色合いで、こちらもこちらで気に入っています。
第六回はこちら。
・かしゆか商店 リアルストア – 中川政七商店
・古今東西 かしゆか商店 – Casa BRUTUS マガジンハウス