みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。
今回は、現在全国4都市の中川政七商店で開催中の「かしゆか商店 リアルストア」で買い付けしてきた商品をご紹介する、第二回目です。
前回の「高崎だるまとリヨン」と同じく、各会場で瞬殺となる「九谷焼のコーヒーマグカップ」をご紹介します。
Contents
フォト
マグカップなのかコーヒーマグカップなのか…
カップ
飲み口
取手の下には かしゆか商店の家紋入り
コーヒーを淹れてみる
今回淹れたコーヒーは、エチオピアとインドネシアの豆をブレンドしたもので、酸味があるものの後味がスッキリしていることが特徴とのこと。
白と黒のコントラストが美しい
なお、マグカップに入る水の容量は常識的なレベルでは250〜280ml程度となり、なみなみ入れれば300mlは入るようになっています。(上の写真は撮影のため290ml程度入れています)
コーヒーカップ自体の重量は150gでした。
商品の紹介
今回ご紹介した 森岡希世子(もりおか きよこ)さんの「九谷焼のコーヒーマグカップ」は、かしゆか商店 リアルストア オリジナル商品となりますが、その他の製品の詳細や製作過程については、「Casa BRUTUS特別編集 古今東西かしゆか商店」の Buying No.01(P22)もしくは、Web記事でご確認いただけます。
なお「九谷焼のコーヒーマグカップ」には、商品の説明と取扱説明書を兼ねた紙が同封されています。
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ひとこと
九谷焼といえば、色鮮やかな色絵磁器というのが一般的ですが、このコーヒーマグカップは絵付けはおろか、釉薬(うわぐすり)も使わず、サンドペーパーで磨き上げられ、マットな質感を出したコーヒーカップです。
近年、白磁の九谷焼は様々なところで見かけ、筆者も金沢に旅行した際に衝撃を受けた覚えがあります。
しかし、それらの多くは釉薬が使われており、光沢感のある仕上がりになっています。それもそれで美しいものではありますが、このコーヒーマグカップの非光沢で落ち着いた雰囲気、手に心地よく収まるオーバル型に一目惚れしました。
実際使ってみても、持ち手の底部がフラットで非常に持ちやすく、縁もちょうど良い厚みで口当たりもとてもなめらかです。また、非常に軽くとても使い勝手の良いコーヒーマグカップです。
・かしゆか商店 リアルストア – 中川政七商店
・古今東西 かしゆか商店 – Casa BRUTUS マガジンハウス