本日、New York TimesがAppleが中国当局からの要請でApp Store上から「Skype」を削除したと報じています。
Appleは同誌の取材に対し「私たちは、中国公安省から、Skypeのシステムが現地の法律に準拠していないことを通知されました。そのため、これらのアプリを中国のApp Store上から削除しました」と削除を正式に認めました。
なお、現時点でSkype自体は中国国内でも利用できているとのことですが、New York Timesはサービス停止に追い込まれるのは時間の問題と見ているようです。
今回の対応に対しMicrosoftは「Appleからは一時的な削除だと聞いている」と述べ、続けて「できるだけ早急に復活させる」と述べるにとどまっています。
よ年々、厳しさを増す中国のインターネット検閲システム。近頃でいうと、VPNアプリの削除やiBooks Storeのクローズドなど、Appleにとっても開発者にとっても影響が広がっており、今後もこの影響は拡大し続けるものと思われます。
Via: New York Times
最終更新日:2018年1月25日