Appleがバッテリーの劣化しているiPhoneの性能を意図的に落としていた問題で、Apple以外のAndroidを販売するメーカーにも同様の質問が多数寄せられたようで、Samsung、Motorola、LG、HTCがコメントを発表しています。

HTC
「携帯電話の買い替えを促すために携帯電話のシステムを設計することは、われわれのやり方ではない」

Motorola
「古いバッテリに基づいてCPU性能を抑えない」

Samsung
「製品の品質は、常にサムスンモバイルの最優先事項であり続けています。当社は、バッテリ充電電流と充電時間を制御するソフトウェアアルゴリズムを含む多層安全対策を通じて、サムスンモバイルデバイスのバッテリ寿命を延長します。当社は、電話機のライフサイクルにわたるソフトウェアの更新を通じて、CPUのパフォーマンスを低下させることはありません」

LG
「私たちは顧客の考えを尊重し、それを行うことはしていない」

など、Android各社がAppleの方針を否定し、自社の端末ではそのような制御を行なっていないとの回答を各メディアに寄せています。

なお、取材が行われたのは上記の4社に加えSONYモバイルとなっており、SONYからは「休暇明けに改めて回答する」との回答のみ得れているということです。(この会社相変わらずダメだ…)

ことの発端を作ったAppleはこの問題を受け、バッテリー交換費用を約60%ディスカウントすること、将来的なiOSのアップデートでバッテリー性能の低下がiPhoneの性能低下にどの程度影響を受けているかユーザーでも確認できる手段を用意すると発表しています。

 

Via: The Verge,PhoneArena

最終更新日:2018年1月22日

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