Apple が、デベロッパーベータ版を無料しました。

同社は従来まで、将来のソフトウェアを試用できるベータソフトウェアプログラムを、Apple Developer Program に加入するメンバーにのみ提供してきました。しかし、WWDC23 以降、同プログラムの特典内容を更新し、同プログラムに加入していなくとも、デベロッパーベータ版の利用が可能となりました。

Apple Developer Program は、年額$99(国内:¥12,980)で提供されていたことから、同特典だけを試用していた場合は事実上の無償化となります。

なお、デベロッパーベータ版はその名の通り、開発者向けに提供されているものであり、アプリや周辺機器の動作確認を目的として配信されているものです。そのため、テスト端末などへの導入が大前提とされており、重大なバグや実使用上の問題が存在する恐れがあるため、メインマシーンへの導入は推奨されていません。

一般のユーザーが使用することは想定されていないため、取り扱いについての必要な知識を有している方のみが使用するようにして下さい。

一般ユーザー向けのパブリックベータ版は来月より、提供される予定となっていますので、特段の事情がない限り、デベロッパベータ版の利用は控えるようにして下さい。

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