本日、民間調査会社のKantarが公開したレポートによると、2017年の9月から11月に世界主要国で販売されたスマートフォンのOS別シェアを調査した結果、各国で「Windows 10 Mobile/Windows Phone」のシェアが0%台になっています。

Windowsに触れる前に、iOSとAndroidの結果を書くと、iOSが中国でのiPhone X人気や日本、イギリスでの相変わらずの好調が重なったもののアメリカではシェアを若干落とし、合計値で前年同期比で0.6%減となり、Androidは2%程度のシェア増加となりました。

問題のWindows系は、2016年の同期調査に比べ、ドイツでは2.1%減の0.6%、フランスでは3.1%減の0.5%、イギリスでは1.7%減の0.6%などとなっており、これまでNokiaの影響もありシェアが他の国と比べて僅かに高かった欧州5カ国での合計シェアは、今回の調査では0.7%となり、初の0%台を記録しました。

なお、Microsoftは既に「Windows 10 Mobile」のサポート終了(EOS)を目処にモバイルOS事業から撤退する方針で、同社の役員も今後の開発に注力しないことを明かすなど、消滅は時間の問題となっています。

とはいえ、複数のMicrosoft製モバイル端末登場の噂もあるので、2019年のEOSまでは何か動きがあってもおかしくありません。

 

Via: Softpedia

最終更新日:2018年1月18日

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