先日よりアメリカ、イギリス、オーストラリアで販売が開始されたAppleのスマートスピーカー 「HomePod」

早速、iFixitが分解したりコンシューマーレポートが評価を行ったりと、Appleの新製品登場後のいつもの流れが流れていますが、もう1つお馴染みの原価率などに関する調査結果が公開されました。

これは、民間調査会社のTechInsightsが公開したレポートに記載されている内容で、HomePodに内蔵されているスピーカーやマイク、電源部分にかかるコストは58ドル(約6,200円)、ディスプレイや細かなパーツに60ドル(約6,400円)、A8チップが25ドル(約2,700円)、組み立てや包装などに17.5ドル(約1,900円)かかっていると算出しています。

これらの金額を合計するとHomePodの原価は216ドル(約23,000円)となり、その原価率は62%にまで達します。iPhoneなどの原価率は高くても50%程度に抑えられていることが多いため、Appleとしては異例の原価率の高さとなっています。他社のスマートスピーカー と比較しても、Google Homeが34%、Amazon Echoは44%と最大1.85倍程度高いことがわかります。

HomePodはGoogleやAmazonが販売するスマートスピーカー よりも高価で、その価格が普及のネックになるだろうと予測されていますが、原価率を見る限りAppleとしてはかなり思い切った価格(349ドル)となっており、少しでも販売数を伸ばし、他社との差を縮めたい思惑が垣間見えます。

しかしながら、HomePodはGoogle HomeやAmazon Echoとは比べ物にならない程、高音質かつセットアップが容易であるとの評価を多く付けられており、他社のスマートスピーカー には不足していると指摘されている「高音質」「ユーザーフレンドリー」という部分では優っているため、この市場でもある程度の優位性は保たれているのかもしれません。

なお、この調査ではあくまで組み立てに使用されているパーツの価格のみを算出しており、ソフトウェア開発費用、流通コスト、プロモーション費用などは考慮されていません。

 

Via: Bloomberg

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