本日、MMD総研が公開したレポートによると、MVNO(格安スマホ)を自身のスマートフォンのメイン回線として使用していると答えた人の割合が10%を超えたということです。

公開された「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」によると、MVNOの利用者が10.1%となり、同社が調査を開始して以来初となる10%超えとなりました。なお、大手3社の合計シェアは82.6%で、前回調査(2017年3月)と比較して3.1%減少しています。

また、iPhoneをMVNOで利用するユーザーに最も人気だったのは「mineo」だったということです。

さらに、MVNOの認知度の調査では「聞いたことはあるが内容は知らない」が30.5%でトップとなり、「だいたい分かるが、利用は検討していない」が23.3%、「利用している(サブ利用含む)」が15.1%となったようです。この結果から、内容を理解し、利用を検討して利用に至るプロセスを示す「ファネル分析」では、認知率は89.8%、サービス名認知は59.3%、内容理解は47.7%となっています。

MVNOを利用中のユーザーに行った「現在利用しているMVNOブランド調査」では1位に「楽天モバイル」、2位「mineo」、3位「OCNモバイルONE」となり、昨年フリーテルを買収し、シェアを拡大した楽天が利用率トップに輝きました。

なお、その他にも多岐に渡る項目の調査結果が公開されていますので、気になる方はレポートを確認してみて下さい。

 

Via: MMD研究所

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