昨日リリースされたiOS11.3とwatchOS4.3で、中国のiPhone、Apple Watchユーザーが、北京と上海の公共交通機関でApple Payが利用できるようになったということです。
これにより中国のiPhone、Apple Watchユーザーは、対応カードを『Wallet』アプリに登録すれば、地下鉄やバス、フェリーなどの交通機関を利用する際に、これらのデバイスを改札機の読み取り部分にかざすだけで済みます。イメージとしては、モバイルSuicaと同等です。
なお、利用可能なデバイスは、iPhone SE、iPhone6/6 Plus、iPhone6s/6s Plus、iPhone7/7 Plus、iPhone8/8 Plus、iPhone X、Apple Watch Series 1/2/3となっていることから、日本のようにFeliCa方式ではなくNFCが決済に利用されされるようです。
また、中国語のApple Payの解説ページには、広州地下鉄と杭州地下鉄の乗車券が購入可能であるとも案内されていますが、北京や上海のように、デバイスを直接改札機にかざして通過することはできないということです。
Via: AppleInsider