本日、Googleが新しい日本語入力方法を提案しています。
もはや新年度早々の恒例行事となっていますが、今回発表されたのは「Gboard 物理手書きバージョン」。これは、文字を書く人のためのデバイスで、キーボードに「物理手書きコンバーター」を接続するだけで、キーボードの上で文字をなぞるだけで、キーボードから送られた入力信号を解析して、ユーザー書いた文字を識別し、コンピュータ上に入力されます。
なお、Gboard 物理手書きバージョンは、分離式畳み込みニューラルネットワークによる文字識別器を搭載した組み込み向けプロセッサーが USB キーボードによって入力されたシーケンスから生成した画像内の特徴量を抽出し、推論結果をBluetoothで任意のデバイスに出力する仕組みとなっています。ウェブサイトでは、訓練済みニューラルネットワークモデルをTensorFlow.jsで処理することによりブラウザ上での高速な物理手書き文字変換を可能にしたお試し版が提供されています。
また、「物理手書きコンバーター」がなくとも本入力を体験できるWebページも用意されていますので、是非本入力を試してみて下さい。
※本日は4月1日。エイプリルフールです。