本日、Appleが「Compressor 4.4.1」をリリースしました。

本バージョンでの新機能や変更点は以下の通りです。

クローズドキャプション
• クローズドキャプションを表示、調整、および配信
• バッチまたはiTunes Storeパッケージにキャプションファイルを読み込み
• インスペクタを使ってテキスト、カラー、画面上の位置、タイミングを調整
• インスペクタでテキストを検索し、1つまたは複数のキャプションを選択
• iTunes Storeパッケージで複数の言語とフォーマットをサポート
• 検証インジケータで、キャプションのオーバーラップ、不適切な文字、無効なフォーマットなどの一般的なエラーについて即座に警告
• 書き出すビデオファイルにキャプションを埋め込むか、別個のキャプション・サイドカー・ファイルを作成
• キャプション付きのビデオをYouTubeとVimeoに直接共有
• CEA-608とiTTのクローズド・キャプション・フォーマットをサポート

オーディオ説明
• 任意のiTunes Storeパッケージにオーディオ説明ファイルを追加

バージョン4.4で導入された機能
360 VR配信
• さまざまなフォーマットとフレームサイズで360°ビデオをエンコーディング
• 360°ビデオをYouTube、Facebook、Vimeoで直接共有
• 業界標準の全方位メタデータを埋め込んだ360°ビデオファイルを書き出し
• モノスコピックおよびステレオスコピックフォーマットに対応

ハイダイナミックレンジ
• 色空間変換コントロールとHDRメタデータを使ってHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオを配信
• HDRビデオをP3 D65 PQ、Rec. 2020 HLG、およびRec. 2020 PQ for HDR10で配信
• HDRビデオをSDR(標準ダイナミックレンジ)ビデオに簡単に変換
• iTunes Storeパッケージ内でDolby VisionグレードビデオファイルのDolby Vision XMLへのリンクに対応

HEVC
• ビデオの映像品質を同等に保ちながらH.264よりもファイルサイズを最大40パーセント小さくできるHEVC(High Efficiency Video Coding、別名H.265)フォーマットでエンコーディング*
• Compressorで作成したカスタムHEVC書き出し設定をFinal Cut Proで使用
• Final Cut ProやMotionのプロジェクトをCompressorに送信し、ビデオをHEVCフォーマットでエンコーディング
• デスクトップでドラッグ&ドロップするだけでエンコーディングできる自己完結型HEVCドロップレットを作成

MXF
• さまざまなコーデックとパラメータに対応するMXFファイルのエンコーディング
• さまざまなフレームレートと解像度が使えるAVC-Intra、D-10 / IMX、ProRes、XDCAM HDなどの新しいMXFプリセット
• MXFコンテナ内でProResおよび10ビット非圧縮ビデオをサポート
• MXFコンテナ内でHDRビデオをサポート

なお、アップデートは『Mac App Store』 >「アップデート」より可能です。

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