米メディア The Vergeによると、Amazonは同社が開発している音声アシスタント「Amazon Alexa」に、オリジナルの質問と答えを覚えさせるスキル「Blueprints」(ブループリント)を追加したということです。
You can now make Alexa say anything. “Alexa, what’s the best version of Windows?” https://t.co/Ecvl9YofUt pic.twitter.com/HQbljG2LTW
— Tom Warren (@tomwarren) 2018年4月19日
Amazon Alexaには、様々な質問に対する答えが収録されていますが、それは平均的な答えでありユーザーの内輪的な話題や一般的ではない質問には答えることができません。同社は機械学習での知能向上以外の新しい知能向上方法として、今回のスキルを提供しており、本スキルを利用することで、特別なプログラミングスキルなしで任意の質問と回答を作成できるようになりました。
また、同社は誰でもこれらの機能を利用できるように、一連のテンプレートの提供も開始しています。テンプレートには、ユーザー自身でカスタマイズできる質問と回答、家庭やゲスト向けにデザインされたレスポンス(返答)、トリビアゲーム、ジョーク、短期間のストーリーなど、さまざまなシチュエーションに対応できるテンプレートが用意されています。
なお、本スキルの提供は記事執筆時点ではアメリカ国内のみとなっており、日本を含む他の国や地域でのサービス提供開始時期は未定となっています。
Via: The Verge