米メディア 9to5Macによると、WebKitのクラッシュレポートの中から「iPhone 5s」が次期 iOSに対応する可能性を示唆する報告が存在するということです。

実際、公開されたクラッシュレポートに「iPhone 5s」という文字が確認(上記画像上から5行目 中程辺り)でき、その後に次期 iOSの正式名称になると思われる「iOS 12」の文字も確認できます。

また、これを報じた9to5Macにも「iOS 12」を搭載した1136×640の解像度を持つ端末からのアクセス記録があったとしています。しかし、この1136×640という解像度は「iPhone SE」の可能性もあり「iPhone 5s」だと断言できるほどのものではありません。

・iPhone 5s以外にも恩恵を受けられる機種が?

もし仮に、iPhone 5sが次期 iOSのサポートの対象となる場合、同じ「A7」チップを搭載した「iPad Air」と「iPad mini 2」(iPad mini With RetinaDisplay モデル)もサポートの対象となることが考えられます。しかしながら、発売から5年を迎える製品に対するアップデートの提供となるため、一部機能がハードウェアの制約的に利用できない可能性や、動作軽量化のため一部機能が削られる可能性もありそうです。

今回このクラッシュレポートを公開したのはWeb系SDKを開発する「WebKit」で、WebKit SDKはオープンソースとなっているため、過去にも発表前の3D Touch機能に関する記述などが発見されたことがあります。

なお、次期 iOSは、カリフォルニア州サンノゼのマッケンナリー・コンベンション・センターで、現地時間の6月4日〜8日に開催される「WWDC 2018」で発表されるとみられています。

 

Via: 9to5Mac

最終更新日:2018年10月25日