本日、Appleが今秋にリリース予定の「Apple Books」の詳細を紹介しています。

Apple Booksは、iPhoneおよびiPadユーザが、ブックやオーディオブックを自然な流れの中で見つけて楽しめるように完全に再設計された新アプリケーションだということです。Apple Booksアプリケーションは、今秋に予定されている「iOS 12」の正式リリースに伴って「iBooks」の後継アプリケーションとして登場します。

新しく「今すぐ読む」タブが追加され、ユーザーが現在読んでいるブックスが表示される他、新しいお気に入りのブックスを見つけられる場所にもなるということです。また、「読みたい」というセクションも用意されるようで、ここでは興味を持ったブックスの登録ができるということです。また、「Complete the Series」と「You Might Like」には、ユーザーが最近読み終えた作品に基づき別のオススメタイトルを表示してくれる機能もあるということです。

さらに、「Apple Books」にはひときわ目立つオーディオブック専用タブが初めて用意されるということです。これにより、iPhoneやiPadを使って自宅でも外出先でも、自動車での移動中ならCarPlayを使って、本を耳で楽しむことができるようになります。

「ブックストアタブ」からは、トップランキング、エディターのおすすめ、エディターによるコレクション、特別価格のブック、無料ブックなど、Apple Booksが提供するあらゆる情報を簡単に見渡すことができるということです。新しいデザインによりスワイプで次々にブックを探すことができるので、読みたい思うタイトルを見つける作業が直感的で楽しいものになるとしています。このストアを通じてブックを読めば読むほど、「For You」タブでに表示される、オススメタイトルが的確になっていくということです。

新しいApple Booksアプリケーションは今秋の登場が予定され、ブックストアは世界51カ国で提供されるほか、無料の本は世界155カ国で提供される予定です。

これに際し同社のインターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデントのEddy Cue(エディー·キュー)氏は、

「Apple Booksは、あなたの読書しようという気持ちを刺激します。ブックとオーディオブックの世界が指先に広がり、ほんの数分でも数時間でも、お気に入りのストーリーに存分にのめり込ませてくれます。これは私たちが取り組んだブックアプリケーションの再設計としては過去最大レベルと言えるもので、この快適なアプリケーションが読者と作家の皆様を共に刺激することを期待しています」

とのコメントを発表しています。

 

Apple Newsroom

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