先日の「iOS 11.4」リリース直後より一部で指摘されていた同OSによるバッテリーの異常消費トラブルですが、それ以降増加の一途を辿っており、本稿執筆時点でAppleのサポートフォーラムに30件以上の書き込みが存在していることがわかりました。

同サイトでは以下のような書き込みが多くみられ、どれも共通して「iOS 11.4」へのアップデートにより問題が生じたとされています。

「私のiPhone 6は、私がiOS 11.4にアップデートするまでは正常に動作していました。アップデート前のバッテリーの持ちは1日半程度でした。アップデート後、私はバッテリーを節約するために電源を切らなければならなくなりました。この新しいアップデートを疑問に思っています。少し変だけれど、私はアップデート以外のことをしていないし、今も症状が起こり続けている。」

「私のiPhone 6sは、iOS 11.4にアップデートした後から問題が発生しています。iPhoneを100%まで充電し、本体を再起動してから4時間放置すると、バッテリー残量が40%以下になりました。iOS 11.4にアップデートしてから3日が経過しましたが、この問題は毎日発生しています。」

報告が挙がっているのは、iPhone 6 〜 7と幅広い機種でバッテリーの異常消費問題が発生していると報告されています。なお、現在テストプログラム中の「iOS 12」では本問題が解決されている他、こちらもテスト中の「iOS 11.4.1」でも本問題が解決されている可能性があるということです。

なお、報告が挙がっている機種でもバッテリー駆動時間に変化は見られないと報告しているユーザーもおり、iOS 11.4を適用したからといって一概にバッテリー駆動時間が低下するとは限らないようです。

 

Via: 9to5Mac

最終更新日:2019年9月30日