本日、Appleがデベロッパー向けに「iOS 12 beta 11」「macOS Mojave 10.14 beta 9」「watchOS 5 beta 9」「tvOS 12 beta 9」をリリースしました。

各ベータ版の主な新機能や改良点は現時点では分かっていませんが、パフォーマンスやセキュリティの改善などは行われているものと思われます。変更点がわかり次第、追記していきます。

尚、Beta版はApple Developer登録をしている方であればDev Centerか、OTAでアップデートできます。

iOS 12の新機能

iOS 12には、iPhoneやiPad向けの新機能や重要な変更点が含まれています。複数人で利用できる「ARKit 2.0」や、新しい「株価」「ボイスメモ」「Apple Book」(旧iBooks)「Apple News」などが含まれています。また、通知機能も刷新され、より管理しやすい通知、「スクリーンタイム」アプリによるデバイス使用時間の把握、最大32人まで同時に利用できるようになったFaceTimeなどが含まれています。

macOS Mojave 10.14の新機能

macOS Mojaveには、システム全体を対象としたダークモードやダイナミックデスクトップ壁紙機能が含まれています。また、デスクトップ上のファイルを整理するためのスタック機能、新しいギャラリービューとFinder上でのクイックアクション。クイックルックではより多くのアクションが利用できるようになっています。これらに加え、「Apple News」「株価」「Home」「ボイスメモ」などの新しいアプリが追加される他、全く新しい「App Store」を利用できます。

watchOS 5の新機能

watchOS 5には、友人とアクティビティリングの達成度を比較できるコンテスト機能や、新たにヨガやハイキングの運動量計測が含まれています。また、Apple Podcastの同期とストリーミング再生にも対応し、Apple Watch同士で通話ができる「Walkie-talkie」機能、新しいSiriウォッチフェイス、グループ化された通知機能なども利用できます。

tvOS 12の新機能

tvOS 12には、ドルビーオーディオサポートが含まれています。iTunesにある対応コンテンツを既に取得している場合は、無料でアップグレードされます。また、新しいスクリーンセーバーとして、国際宇宙ステーションから撮影された地球のスクリーンセーバーが含まれています。