昨日、Appleがデベロッパー向けにリリースした「iOS 12 beta 11」では、タップ&ホールドで通知の一括削除が可能となっていることが判明しました。
同機能は、「iOS 12 beta 3」からiPad上で利用可能となった機能で、通知センターの一番上にある「×」ボタンをタップ&ホールド(長押し)することで、通知を一括消去することができるという機能です。本機能は、3D Touchを搭載していないiPad向けに提供される目的で開発されていたものと考えられますが、今回のアップデートでiPhone SEなどの3D Touch非対応のiPhoneでも同様の操作が可能となりました。
なお、引き続き、iPhone 6s以降の3D Touch機能を搭載したiPhoneでは、「×」ボタンを強く押し込むことで同様に一括消去することが可能です。
この件に関連して、複数のメディアがAppleは3D Touch機能を将来的に廃止することを検討していると指摘しており、今回の仕様変更や従来まで3D Touch機能を搭載したiPhoneでしか利用できなかったジェスチャーが非対応機種でも利用可能となった根本的な要因だと推測しています。
Via: iDB