本日、Appleが「Logic Pro X 10.4.2」「MainStage 3.4」をリリースしました。

各ソフトウェアのアップデートは以下の通りとなっています。

Logic Pro X 10.4.2

• サウンドライブラリの場所を外部ストレージデバイスに変更できます
• スマートテンポで、マルチトラック録音全体のテンポデータを分析してプロジェクトテンポを定義できます
• 読み込んだマルチトラックステムで、プロジェクトテンポに従うか、プロジェクトテンポを定義することができます
• メトロノームなしで録音されたMIDI演奏のテンポをスマートテンポで分析できるようになりました
• Alchemyに、オーディオの読み込み時に再合成とサンプリングのオプションを選択できるドラッグ・アンド・ドロップ・ホット・ゾーンが追加されます
• Alchemyでパラメータ値の数値編集ができます
• 1つのオートメーションポイントを別のオートメーションポイントの上にドラッグすると、それらのポイントの位置が縦に揃うようになりました
• 新しいミキサーモードで、チャンネル・ストリップ・フェーダーとパンコントロールを使ってセンドレベルとパンを設定できます
• スコアエディタで、選択した音符に自動スラーを適用できます
• キーセッションの詳細やスタジオハードウェアの設定を覚えておくために、トラックまたはプロジェクトのノートに写真を追加できます
• このアップデートには、安定性とパフォーマンスの改善点も多数含まれます

MainStage 3.4

一般
• チャンネルストリップのMIDI入力インスペクタで、任意のMIDI CCデータのフィルタ処理、トランスフォーム、またはパススルーができます
• チャンネルストリップの下部にテキストノートを追加できます
• メトロノームが完全に設定可能になり、小節、グループ、拍、ディビジョンを個別に設定できます
• このアップデートには、安定性とパフォーマンスの改善点も多数含まれます

サウンドライブラリ
• サウンドライブラリの場所を外部ストレージデバイスに変更できます
• Drum Kit Designer用の2つのビンテージブラシキット
• さまざまな楽器とジャンルの800を超える新しいループ
• 150のシネマティックなプリセットが追加されたAlchemy用の新しいVisionsライブラリ

プラグイン
• ChromaVerbは、豊かなアコースティック空間を作り出すためのカラフルでインタラクティブなインターフェイスを備えた、洗練された新しいアルゴリズミックリバーブです
• Space Designerはデザインが刷新され、Retinaに対応したスケーラブルなインターフェイスになりました
• Step FXは、3つのパワフルなステップシーケンサーとX/Yパッドを使って、リズミカルなマルチエフェクト処理を追加します
• Phat FXは、サウンドに温かさとパンチを加える9個のエフェクトを使って、トラックを豊かで力強いものにします
• ビンテージEQコレクションは、1950年代から1970年代のビンテージアナログEQを正確に再現する3つのモデルを提供します
• Studio StringsおよびStudio Hornsは、独自のアーティキュレーションコントロール付きの、精緻にサンプリングされた臨場感溢れるアンサンブル音源です
• メロトロンをスタンドアロン音源プラグインとして利用できるようになりました
• Retro Synthが18個の異なるフィルタモデルを提供するようになりました
• Arpeggiatorプラグインの個々のステップ長を調整できます
• Loopbackで、クリックなどのアーチファクトが発生する可能性を低減するためにループサイクルごとにわずかなクロスフェードが適用されるようになりました

Alchemy
• Alchemyに、オーディオの読み込み時に再合成とサンプリングのオプションを選択できるドラッグ・アンド・ドロップ・ホット・ゾーンが追加されます
• Alchemyでパラメータ値の数値編集ができます
• Alchemyに12の新しい合成フォルマントフィルタ形状が追加されます
• Alchemyに、エンベロープフォロワーのソースとして使えるサイドチェーン入力が追加されます
• Alchemyに、モーフィングを向上させる自動タイミング調整機能が追加されます
• Alchemyに新しいアディティブエフェクトが追加され、サウンドのフィルタリングとモジュレーションのオプションが拡充されます

 

なお、アップデートは両ソフトウェア共に『Mac App Store』>「アップデート」より可能です。