米メディア 9to5Mac によると、Windows 11 は現時点で全ての Mac をサポートしていないということです。

従来まで Intel CPU を搭載した Mac では BootCamp 機能を利用することで、Windows を動作させることが可能でした。しかし、Apple は Intel CPU を搭載した Mac の TPM 2.0 機能を有効にしておらず、Windows 11 が本機能が有効になっていることも動作条件の1つとしたことで、全ての Mac で Windows 11 を実行できないということです。

Apple は以前より T1やT2 などの独自チップで TPM 2.0 と同等の機能を提供していたため、本機能が有効になっていないということです。同社は現在、M1 を含む自社製チップ Apple Silicon に移行中であり、Intel CPU を搭載した Mac の販売も数年内に完全に終了することから、TPM 2.0 が有効にされる可能性は低いとみられています。

そのため、2006年の PowerPC から Intel への移行時より長らく利用できた BootCamp 機能のサポートも Windows 10 で打ち切りになる可能性が高く、今後は仮想マシーンや Windows ARM Edtion などの開発が進むことを期待するしかありません。

 

Via: 9To5Mac

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