みなさま、こんにちは。Kazuto Tanabe です。

今回も発表会直後にお馴染みのまとめ記事を書いていきます。なお、本記事での紹介順は需要が想定される順にしているため、前後関係が一致しない場合があります。その点は予めご承知おき下さい。

・AirPods(第3世代)

みんな大好き「耳からうどん」こと、AirPods の新型が登場しました。

新しい AirPods は、H1 チップのパワーと Apple が設計した音響システムを組み合わせることで、コンピュテーショナルオーディオを使用し、Adaptive EQ による画期的なサウンドを実現しています。ユーザーは、Apple Music、映画、テレビ番組で Dolby Atmos を採用した空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングを、Apple デバイス全体で楽しむことができます。

新しい AirPods は、汗や水に強く(IPX4)、フォースセンサーを搭載しているため、音楽や電話を簡単かつ直感的に操作することができます。また、バッテリー駆動時間が延長されたことで、最大6時間のリスニングが可能となり、MagSafe に対応した便利な充電ケースを使えば合計で最大30時間のリスニングが可能となります。

AirPods(第3世代)は、本日より予約注文が開始され、2021年10月26日より販売となり、価格は¥23,800となっています。

・MacBook Pro

Apple 製品の中で本当に「Pro」を謳える数少ない製品、MacBook Pro の新型も登場しました。

新しい MacBook Pro は、Mac のために設計された初のプロ向けチップである全く新しい M1 Pro と M1 Max を搭載しています。14インチと16インチのモデルが用意された MacBook Pro は、バッテリー駆動でも接続した状態でも、プロセッシング、グラフィックス、機械学習(ML)の画期的なパフォーマンスを発揮し、バッテリー駆動時間も驚くほど長く、これまでノートブックでは考えられなかったワークフローを可能にします。

さらに新しい MacBook Pro は、圧倒的な美しさを誇る Liquid Retina XDR ディスプレイ、高度な接続性を実現する多彩なポート、1080p の FaceTime HD カメラ、そしてノートブックで最高のオーディオシステムを搭載しています。

新しい14インチおよび16インチの MacBook Pro モデルは本日より注文することができ、2021年10月26日(火)より発売され、価格は14インチが¥239,800〜、16インチが¥299,800〜となっています。

・HomePod mini

一体どれだけの人が興味を示すのかは定かではない Apple のスマートスピーカー HomePod mini に新色が追加。

新たにイエロー・オレンジ・ブルーが追加され、づけされた Touch サーフェス、メッシュ生地、音量アイコン、編み込み電源ケーブルなどの細部に至るまで同色で統一されており、11月より11,880円(税込)で販売が開始されます。

・Apple Music VoicePlan

Apple Music に新しい利用プランが登場。

Apple Music Voice Plan は、9,000万曲の楽曲カタログ、数百種類の新しいムード&アクティビティ・プレイリスト、パーソナライズド・ミックス、ジャンル・ステーションを含む数万のプレイリスト、そして受賞歴のある Apple Music Radio を、月額わずか¥480で Siri を通じて利用することができるサービスです。

サブスクリプションの登録者は、HomePod mini、AirPods、CarPlay、iPhone、iPad、Apple Watch、Apple TV、Mac など、Siri に対応するすべてのデバイスと機能で Apple Music Voice にアクセスできます。

本プランは今秋に提供予定となっています。

・macOS Monterey など

Mac 向けの最新 OS、macOS Monterey が2021年10月25日(日本時間26日)に正式リリースされることが発表されました。これに合わせ、 iOS 15.1・iPadOS 15.1・watchOS 8.1・tvOS 15.1 も同時にリリースされます。

・総評

今回の発表会は、Cook 船長も冒頭で触れた通り、音楽と Mac に焦点が当てられたイベントでした。

世間が強く支持する AirPods や、プロ御用達ラップトップ MacBook Pro が刷新され、「これを待っていた!」と言う方もいるのではないでしょうか。

特に、MacBook Pro で言えば、全方位から不評どころではないレベルで忌み嫌われていた Touch Bar が廃止され、HDMI、SD カードスロット、MagSafe が復活するなど、プロの使用を十分に考慮された製品になったように感じます。ただし、重量が大幅に増加している点、M字ハゲが Mac にも到来した点、デザインが PowerBook G4 のキメラにしか見えない点は個人的にかなり不満に感じています。

また、HomePod mini に関しては「相変わらず迷走中だな」と感じさせる何かがあり、新色を足してまでセールスを拡大させたい理由がイマイチ見えてこないように感じました。AirPods については、そもそもイヤホンとして破綻しているので、コメントは差し控えておきます。

なにはともあれ、細かいことでグダグダいうのはは重度のガジェットマニアの特徴ですので、「これは良い!」と思う製品がある方は購入されれば良いでしょうし、これらの製品が先月の iPhone 13シリーズや Apple Watch、iPad と共に Apple のブランドを高めていくのもまた事実でしょうから、投資家の方も安心して株保有と決算発表を待てるかと思います。

 

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