先日、Appleがライセンス供用契約を終了すると発表されたImagination Tech社ですが、中国政府から出資を受けている「キャニオンブリッジキャピタルパートナーズ」が一部事業の買収を検討しているようだと、Sunday Telegraphが報じています。

シリコンバレーに本社を置くImagination Tech社は、航空宇宙機器、防衛機器など幅広い技術で使用されているチップ設計を行なっています。同社にとってAppleは最大のクライアントであったため、一連の報道直後から株価が下落を続けており、買収話が持ち上がるまでに至ったものと考えられます。

尚、この件に米国政府、英国政府が安全保障上の重大な懸念を表明しており、米国の対外投資委員会は既に調査しており、英国政府は必要なところでの介入を宣言しています。

近頃、ユーザーを右往左往させ「Microsoftを信じる者が救われるのは足元だけ」と揶揄されているMicrosoft以上に、サプライヤーからすればAppleを信じすぎると、自社の経営を脅かす存在になり「足元をすくわれる」のかもしれません。

 

Via: 9to5Mac

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

最終更新日:2018年1月23日