先日、新本社「Apple Park」の「Steve Jobs Theater」で実施されたSpecial Event。
iPhone XやApple Watchが発表され、多くの人の注目を集め、一部製品は明日より予約が開始されます。

そんな新製品を発表するイベントのデモ中、とある事故が発生しました。

その事故とは、当サイトの責任者のKazuto Tanabeがただならぬ好意を抱いている、同社ソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長Craig Federighi(クレイグ・フェデリギ)氏が「iPhone X」の「Face ID」のデモを行おうとした際に、2度もiPhone Xの画面上にパスコードを入力するよう求められたというもの。

2度も認証に失敗したことで、様々なメディアやSNS上で「Face ID」の実用性に対し、疑問を呈されていました。

この『事故』をAppleはみすみす見逃す訳もなく、複数のメディアに対し事情を説明。

説明によると、事故に繋がった原因は「ステージの準備をする段階で、iPhone Xを運んできた社員の顔がパスコードの入力を求められる回数分スキャンされており、パスコードを入力しなければロック解除ができない状態になっていた」とのこと。(Touch IDでも同様の機能有)

要するに「Face ID」は運んできたApple社員とフェデリギ氏の顔を見分け、前者を弾いていたということ。
Appleもこれは想定外の事態だったようで、機能は正常に動作してると強くアピールしています。

なにはともあれ、予備端末に交換すると一発で動作し、すんなりデモができていたので認証精度が悪いということはなさそうです。それに、どこかの女医さんと違い、Appleも過去幾度となくデモに失敗することはあったので、iPhone Xの顔認証の精度に不安を感じていた方はひとまず安心し、ゆっくりとおやすみ下さい。

かのSteve Jobsもデモで失敗したことくらい何度でもある。↓

 

最終更新日:2018年1月24日