本日、ReutersがGoogleがデンマークに新たなデータセンター用の用地を購入したと報じています。

Googleが購入したのは、デンマーク南部の人口約1万5千人程の町 オーベンロー(Aabenraa)。

この場所はAppleも同国2ヶ所目のデーセンターの建設地として選んでおり、それに追従する形でGoogleもAppleのデータセンター建設予定地の近くに131ヘクタール(1.31平方キロメートル)の広大な敷地を購入したようです。

これにはデンマークの電気料金の安さが関係しており、デンマークのエネルギー大臣を務めるラース・クリスチャン・リレホルト氏はReutersの取材に対し「素晴らしい知らせだ」と述べた上で、「デンマークはヨーロッパの中でも最も電気使用量金の低い国のひとつであり、再生可能エネルギーを安定供給できる」と述べました。

なお、Googleは購入した土地に関して具体的な使用用途は決まっていないものの、「ヨーロッパにいつでもデータセンターを建設できるようにするため」とReutersに対し話しています。ちなみに、Googleはオーベンローから北に80kmに位置するフレゼリシア (Fredericia)にも73ヘクタール(東京ドーム15.6個分)の敷地を所有しています。

具体的な使用用途が決まっていないにも関わらず、広大な土地を買うGoogleもなかなかチャレンジャーだな。とは思いますが、仮にデータセンターが建設された場合、オーベンローはApple、Googleと世界の2大テック企業のデータセンター拠点となることとなりそうです。

 

Via: Reuters

最終更新日:2018年1月25日