先日、米メディアDigital Music Newsが、Appleは2019年にiTunes Storeでの楽曲販売を終了しApple Musicに移行するという噂を流していましたが、Appleはこれを否定しました。
Appleに取材を行なったのは米メディア9to5Macで、Appleは詳細を明らかにすることはせず、単に「それは真実ではない」とだけ述べたようです。Appleは以前にも同様の取材に対し「単純な問題ではない」と短文で回答しており、計画がないのか、プロジェクトが進行中でコメントを控えているのかは、当たり前ですがわかっていません。
ちなみに、Digital Music Newsが報じた噂話を書いておくと、Appleが2019年までにiTunes Storeでの楽曲販売を終了し、それまでの間もApple Musicに楽曲を提供しているアーティストの曲は販売せず、同サービスへの移行を促す予定だ。というものと、Apple Musicでの配信に合意を取り付けれなかったアーティストのみiTunes Storeでの販売を継続するというものです。
Apple Musicへの移行を促す策としてはよくできた案だとは思いますが、未だ多くのアーティストがストリーミング配信に懐疑的な段階であるため(Steve Jobsがいるわけでもないので)将来的に実施される可能性はあるものの、数年内に行われるというのは現実的ではないと思われます。
Via: 9to5Mac
最終更新日:2018年1月23日