本日、AppleがmacOS SierraとEl Capitan向けに「セキュリティアップデート2018-001」をリリースしています。
本アップデートには、アプリケーションがIOHIDFamily APIの脆弱性を悪用し、カーネル権限を利用して任意のコードを実行する脆弱性の修正や、その他の重大なセキュリティ上の脆弱性も修正されています。また、悪意のあるサウンドファイルを再生した時に、任意のコードが実行される可能性がある脆弱性も修正されています。
また、本アップデートにはIntel製CPUの脆弱性「Meltdown」の修正も含まれていることから、macOS SierraやEl Capitanを利用中のユーザーは本アップデートはすぐに適用するようにしてください。なお、最新版のmacOS High Sierra向けにもアップデートが配信されており、High Sierraを利用中のユーザーには本アップデートは無関係なものとなっています。