本日、Anker が Anker PowerPort Atom PD 4 に発火・発煙の恐れがあるとして全品回収を実施すると発表しました。
同社によると、製造工程において発生した不良品(初期ロット内40個)が正常品と混在した状態で出荷されていたことが原因で、電解コンデンサーの液漏れと発煙を伴う事故が発生したということです。
同社はこの事故の原因を、製造時のリフロー(はんだの接合)工程において、通常よりも長い時間加熱されたためと説明しています。また、当該製品は出荷不可として廃棄処理がなされる予定だったものの、委託先の製造工場の管理体制に不備があり、正常品と混在した状態で出荷が行われたということです。
現在、同社では同製品の回収・返金を行なっており、同製品を購入したユーザーはサポートセンターに連絡して欲しいとしています。