本日、市場調査会社IHSが公開したレポートによると、iPhone 8 64GBモデルの単純な製造コストは247.51ドル(約27,600円)、iPhone 8 Plus 64GBモデルは288.08ドル(約32,200円)だと言うことです。

iPhone 8の販売価格に対する製造コストは、35%とiPhone 7 32GBモデルとほぼ同じ水準となっていますが、iPhone 8 Plusに関してはiPhone 7 Plusの270.88ドルから約18ドルほど増加しています。

なお、「iPhone 8/8 Plus」で最も高価なパーツはディスプレイと筐体だそうで、更にストレージの基本容量の拡大で+6ドル、「A11 Bionic」チップの採用で+5ドル程度「iPhone 7/7 Plus」に比べ部品コストが増加しているとのことです。

なお、これ系の記事をみて、もう少し安く売れ!と言う方がいるので、先に書いておきますが、この価格は、部品コストのみを換算したものとなっており、ソフトウェア開発費や機種の開発費は換算されていません。

今後、約4年間のOSアップグレードや流通コストもプラスされますので、妥当な価格と考えて良いと思います。

 

Via: Bloomberg

最終更新日:2018年1月24日

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