アメリカの抜刀斎こと、Consumer Reports(コンシューマーレポート)がiPhone Xの最終的な総合点を発表し、その総合点がiPhone8/8 Plusを下回る結果となりました。

同紙はこの結果について、バッテリー駆動時間の短さが最大理由だとしています。

テストは、消費者の平均的な使い方を覚えさせたロボットを使用し、ディスプレイ輝度を最大にした状態で行われ、その結果iPhone Xのバッテリー駆動時間は19.5時間だったということです。iPhone 8の18時間、8 Plusの21時間と比較してもバッテリー容量が多く、OLEDを搭載しているにも関わらず大差がありません。

また、Samsung Galaxy S8、S8+の26時間と比べるとかなり短く、さらにバッテリーの持ちがいいスマホも存在するということです。

これに加え、落下時の耐久性も指摘していますが、これについてはiPhone Xだけではなく、同じくガラスボディのGalaxy S8、S8+でも同等の結果となっているようです。

 

同紙は複数のデメリットを挙げる一方で、iPhone初の搭載となったベゼルレスのOLEDディスプレイ、優れたカメラ機能、顔認証Face IDについては高く評価しています。

iPhone Xの総合評価がiPhone8/8 Plusより低くなったのは、Face IDやベゼルレスディスプレイといったiPhone X限定の機能に、10万円以上の価値をみいだせるかどうかという点のようで、あくまで個人の好みによるとConsumer Reportsらしくない歯切れの悪い結論となっています。

 

Via: :Consumer Reports

最終更新日:2018年1月23日

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