Appleの小売担当上級副社長を務めるAngela Ahrendts(アンジェラ・アーレンツ)氏が、日本経済新聞の取材に対し、日本市場の今後のビジョンを一部明らかにしました。

同氏はまず、自身の直轄の担当であるストア構築について語り、Appleは2018年4月7日にオープンするApple 新宿を皮切りに、いくつかの新しい店舗をオープンさせる計画で、既存の店も順次、大規模改装を行っていく予定だということです。

また、Appleには4者の異なる顧客と4種類の接点があることも明らかにし、Appleが指す4者の顧客とは「個人」「家族」「起業家」「教育機関」だということで、これら4種類の接点は公式サイトやApple Storeアプリ、電話での相談ができるコンタクトセンター、世界に501ある直営店とのことだということです。ここまで多くの機会を同社が設けるのは、それぞれに合った接点での顧客体験を考えているからだということです。また、直営店については、他の国でも実施されているタウンスクエア化(街の広場)することが決定しているそうです。

また、同氏は日本市場について、「再び投資する時期」と語り、2018年からの「5年計画」を練り上げたことを明らかにしました。その上で、上記の通り店舗改装や新店舗開店を行うとしています。なお、新店舗の所在地や具体数については明言を避けましたが、2店舗以上はオープンさせると語っています。

 

Via: 日本経済新聞

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