Appleが提供を行うミュージックストリーミングサービス「Apple Music」の有料会員数が5,000万人を突破したことが明らかになりました。

これは、同社のTim Cook(ティム・クック)CEOが、4月下旬に行ったトランプ大統領との会談後のインタビューの中で明らかにしていた内容のようで、Apple Musicの有料会員数は全世界で5,000万人を突破し、トライアル中のユーザーがおよそ800万人いるということです。

4月上旬に有料会員数が4,000万人を突破したことを別のApple役員が明らかにしていたばかりで、この数字が間違いでなければ、Apple Musicは、たった1ヶ月で1,000万人の新規ユーザーを獲得したしたこととなります。

音楽ストリーミングサービス最大手のSpotifyの7,500万人には届いていませんが、複数のアナリストらが今夏にもApple Musicが同サービス最大手に躍り出るとの予測を出しており、Apple MusicがSpotifyを抜く日が着々と近づいて来ているようです。

さらに同社は、過去に無料会員登録したものの有料会員になっていないユーザーに対し、1カ月の追加無料期間を提示するキャンペーンを各国で実施しており、Spotifyと比較すると積極的にユーザーの取り込みを行なっています。

・会談では移民問題や関税問題についても協議

なお、トランプ大統領との会談で同氏は、ドリーマーと呼ばれる不法移民の子供としてアメリカに入国した若者に、国民としての正当な権利を認めることや、中国製品に対する特別関税について再考を促したということです。

移民問題や関税問題以外にも様々な問題について話し合われ、度々意見がぶつかり合う両者ですが、同政権での法人税の減税については唯一支持を表明した政策だったということです。

 

Via: Bloomberg

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