本日、Appleがアメリカ合衆国テキサス州オースティンなどに新たなキャンパスを設置することを発表しました。

同社によると、同キャンパスはオースティン北部に10億ドルの資金を投じて建設される予定となっており、既存の施設から約1マイル以内に開設されるということです。新しいオースティンキャンパスでは、約5,000名の従業員が勤務し、将来的には15,000人までの増員に対応しているということです。この数字はオースティンの民間雇用数としては最大となる見込みだとしています。

同キャンパスで実施される業務は、エンジニアリング、R&D、オペレーション、ファイナンス、セールス、カスタマーサポートなどとなっており、その人員はApple本社があるクパチーノエリア以外では最大規模となるということです。

さらに、同社は「アメリカ国内での2万人の雇用創出に向けた5年間の投資」の一環として、データセンターに新たに100億ドルを投資することや、ワシントン州シアトル、カリフォルニア州サンディエゴ、カルバーシティに新しいオフィスを設置する他、ペンシルベニア州ピッツバーグ、ニューヨーク州ニューヨーク、コロラド州ボルダーの既存施設を拡大し、雇用を拡大することも同時に発表しています。

これに際し、同社のTim Cook(ティム・クック)CEOは、「米国内の都市に新たな投資、雇用、機会をもたらし、オースティン市との四半世紀に渡るパートナーシップを大幅に強化することを誇りに思う」と語り、「この新しい展開により、才能、創造性、そして明日の画期的なアイデアは、地域や郵便番号によって制限されることがなくなります。ハイテク部門の創造性や全国規模での労働人口の倍増を約束します」とのコメントを発表しています。

 

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